１０月１２日（水）、富山県中小企業団体中央会主催のもと、外国人技能実習制度適正化講習会が開催されました。

この講習会は、県内の監理団体を対象に、技能実習生受入事業の適切な実施を目的とし、外国人技能実習制度適正化の周知の為に行われました。

会場となった富山県民会館には約２０名、コロナ禍の為のオンライン視聴には約３０名、多くの技能実習生受入組合者が出席されました。

テーマは二部構成で、

第一部：「最近の技能実習計画認定及び管理団体許可審査を巡る状況について」

第二部：「技能実習生向け基礎級、随時３級、随時２級技能検定の状況について」

このような内容で行われ、昨今の新型コロナウィルス感染拡大の影響における第１号技能実習生新規入国者数の推移、令和３年度の技能実習計画認定件数、及び職種別・国籍別技能実習計画認定件数などの統計が発表されました。

令和４年３月１日より、これまで一時停止されていた外国人の新規入国制限が緩和されたことにより、本年の入国者数が著しく多いこと、モノづくりの富山県には鋳造・金属プレス加工・溶接などの職種を希望して来日される実習生が多いことなどが述べられました。

また、計画認定・技能検定についても、入国できなかった技能実習生が令和４年３月以降の数ヶ月間に集中して入国した影響で、特に基礎級（初級）の受検が混雑される見込みがあると述べられました。